こんにちは、プランナーの三村です。

いきなりですが、ABテストを実践する際は、ツールを活用したほうがいいです!
なぜなら

・ABテストの導入が楽になる(特定のタグを埋め込むだけ)!
・アクセス解析ツールで、都度効果を計測する必要がなくなる!
・勝ちパターン(より成果が出ているパターン)の反映が自動!

などなど、実施する労力が圧倒的に変わってきますので、ツールを使わない手はありません!
なので今回は、無料・有料のABテストツールをご紹介いたします。
こちらの記事でABテストに興味を持たれた方はぜひご一読を!

『「ABテストとは?Webサイト改善の鉄板「ABテスト」の魅力を解説』

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目次
1.おすすめツールABテストツール(無料)
・Google オプティマイズ
・Juicer(ジューサー)

2.こんなABテストツールもあります!(有料)
・Adobe Target
・Gyro-n ABテスト
・DLPO ABテスト
・Optimizely
・VWO
・Kaizen Platform
・SiTest

3.まとめ
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1.おすすめツールABテストツール(無料)

Google オプティマイズ

Google オプティマイズ画像キャプチャ
https://optimize.google.com/optimize/home/
あのGoogleが提供するABテストツールです。ABテスト機能以外にも多変量テスト/リダイレクトテストなどの機能があります。さすがGoogleのツールというだけあって基本的な機能はすべて網羅されています。
【おすすめポイント】
・基本機能は網羅されている
・自社内でWebサイト専門部署がある場合はこのツールから始めてみるのがおすすめ
・なんと言ってもGoogleのサービスなので安心
【気になるポイント】
・あくまで無料ツールなので、ユーザーのセグメントやサポートは有料ツールには劣る


Juicer(ジューサー)

Juicerキャプチャ画像
https://juicer.cc/
株式会社PLAN-Bが提供するDMPツール「Juicer(ジューサー)」にABテスト機能が搭載されています。専門的な知識がなくても簡単にABテストを始められ、ひとまずやってみたい方にお勧めです。その他にもアクセスした企業分析機能やユーザーの熱量に合わせたポップアップ表示機能などもあり、いずれも簡単に設定できる上に無料なのでお得なツールです。自社内にWebサイト専門部署がない場合は、このツールでしたら手軽に活用できます。
【おすすめポイント】
・Webサイトの専門知識がなくても始められる
・設定がわかりやすい管理画面
・その他解析機能が多数ある
【気になるポイント】
・本当に必要最低限の機能なので、しっかり設定したい場合は不向き

2.こんなABテストツールもあります!(有料)

有料ツールは、ユーザー属性を絞る(セグメントする)機能やヒートマップといったその他の解析機能を充実させてツールが多数あります。機能が充実しすぎて使いこなせないという場合もありますので、有料ツールは無料ツールに慣れた方にぜひご活用いただけたらと思います。

Adobe Target

ADOBE TARGETキャプチャ画像
https://www.adobe.com/jp/marketing/target.html
illustratorやPhotoshopでおなじみのAdobeが提供するABテストツールです。今流行りの機械学習を活用して、個々のユーザーに対して自動でテスト内容を最適化できます。またPC⇔スマホといったデバイスをまたぐ場合でもターゲットを特定して実施することが可能です。


Gyro-n ABテスト

gyro-nABテスト画像キャプチャ
https://www.gyro-n.com/ab-test/
EFO(フォームの入力補助機能)やLPOツールを提供しているGyro-nのABテストです。低価格で基本的なABテスト機能を搭載しています。流入経路別や新規・リピーター別といったようにユーザーの切り分けを行うことで、より正確なテストを実施できます。


DLPO ABテスト

DLPOキャプチャ画像
https://dlpo.jp/product/test/
ABテスト・LPO機能持つDLPOのABテストツールです。セグメントや多変量テストも実施可能で、複数の条件を掛け合わせた勝ちパターンを作ることが可能です。例えば、ユーザー全体には広く効果の出たAパターンを表示し、特定のユーザーにはBパターンの方が効果が出た場合そのユーザー層にのみBパターンを表示といったことも可能です。


Optimizely

Optimizelyキャプチャ画像
https://www.optimizely.com/
世界的に導入されている海外のツールです。IBMやhp、GAPなど名だたる企業で活用さてれており、ABテストといえば「optimizely」というくらい様々なメディアで紹介されています。実際、機能が非常に充実しており、アプリ向けや開発者向けのカスタマイズ機能もあり、初心者が手を出すのは恐ろしい感じです。


VWO

VWOキャプチャ画像
https://vwo.com/
こちらも海外のツールです。他有料ツールと同じくABテスト機能は充実していますが、特筆すべき+α機能として「ヒートマップ機能」が標準で搭載されています。※「ヒートマップ機能」はサイトに訪れたユーザーがページのどこを見ているのかサーモグラフィのように分析できます。
ヒートマップ
※ヒートマップイメージ画像 参照VWO https://vwo.com/features/


Kaizen Platform

Kaizen Platformキャプチャ画像
https://kaizenplatform.com/
厳密にいうとABテストツールではなく、企業とWebマーケターやエンジニアをつなぐプラットフォームでして、「施策を提案」「データの分析」「施策の実装」といった一連の施策をこのサービスに登録しているWebマーケターに依頼できます。機能の一つとしてABテストがあり、このサービスによって蓄積されたデータをもとにセグメント等が可能です。


SiTest

SiTestキャプチャ画像
https://sitest.jp/
サイト解析機能がこれでもかと詰まったツールです。ヒートマップ機能やユーザーのページ遷移を録画する機能、EFOなどWebサイトの分析・改善に活用できる機能が充実しています。なので他ABテストツールと比較するのは難しいのですが、自社のWebサイトを詳細に分析したいという方にお勧めです。

4.まとめ

ABテストツールといっても、機能の充実性や価格など多種多様です。
それぞれを比較すると、なかなかどれがいいか決めかねますが、そんな場合はとりあえず無料のツールを使ってABテストを始めてみることをおすすめしています。
ブリッジでは、GoogleオプティマイズやJuicerの導入~ABテスト設定のご支援も行っておりますので、とにもかくにもやってみたいという方は下記ボタンからお問い合わせください!

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