最近、診断コンテンツを見ることが増えてきたなと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
以前から診断コンテンツはありましたが、改めて調査をしてみました!
診断コンテンツの導入を考えられている、Web担当の方や制作を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
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目次
1:診断コンテンツのメリット
2:診断の形式
3:診断ロジック作成のポイント
4:診断内容に合わせてロジックのカスタマイズを
まとめ
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1:診断コンテンツのメリット
まずは前提として、診断コンテンツのメリットを挙げてみました。
☑商材がたくさんある場合、どれがいいのか迷ってしまうユーザーに対して、
より適した商材を提示することができる
☑自分専用の診断結果に対して、ユーザーの興味・関心を引き立てることができる
☑ゲーム性があるため、ユーザーに楽しんで手軽に商材を理解してもらえる
☑診断自体が楽しめる場合は、何度も診断を繰り返して、いろんな商品の提案が可能になる
☑自社SNSで、診断コンテンツを紹介するシェアが可能
☑診断結果がSNSでシェアされることによる拡散が期待できる
☑診断結果から商品詳細ページにリンクさせることで、サイトの回遊率をアップできる
2:診断コンテンツの形式
診断コンテンツにもいくつかの形式があり、主に以下の3種類に分けられると思います。
参考例もご紹介します。
1画面1質問
最も見たことがあるのが多いのは、この形ではないでしょうか。
1画面に1つの質問が表示されていて、
1つ1つの質問に集中して、テンポよく次へ次へと回答していけると思います。
参考サイト
SALONIA サロニア セレクト ヘアアイロン
MEDULLA(メデュラ) 10 QUESTIONS
d プログラム(d program) 肌タイプCHECK
質問シート
健康診断や、性格診断シートなどで見るような、複数の質問が一覧となっているような診断形式です。
さきほどの1画面に1つの質問のような、楽しむゲーム性のある見せ方とは異なり、
落ち着いて回答してもらう形になりますね。
質問数が多く、回答を面倒に感じられそうな場合にはお勧めです。
参考サイト
森永乳業 宅配ミルク おすすめ商品診断
STEP形式
回答すると、次の質問が下に追加されます。
STEPを踏んで次へ次へ進むイメージですね。
参考サイト
水まわりDo! 費用シュミレーション
診断ロジックのパターン
診断ロジックとしては、以下のような形式が挙げられます。
フローチャート型
回答に合わせて、次の質問内容を変更します。
質問内容のパターンと、最終的な診断結果パターンを作成します。
例)全5問 回答3択の場合全5問、回答によって異なる質問とする場合、
3の5乗で243パターンの診断結果を作ることになります。
かなり多いですね。
Webご担当者さまなど、診断ロジックを決める担当者の方は、
全パターン決めるとなると、かなり大変になります。
メリット
・しっかり診断できる
・ユーザーの診断結果の満足度は上がる
デメリット
・質問内容、診断ロジックを決めるのが大変
得点形式
先ほどのフローチャート形式とは異なり、質問内容は固定にします。
回答に合わせて得点形式として診断結果を導きます。
性格診断の形式ですね。
例)全5問 回答3択の場合
全5問のうち、質問3,4,5は回答に関わらず同じ質問とする場合、90パターンの診断結果になります。
メリット
・質問内容、診断ロジックを決めるのが、フローチャート型よりも簡単
デメリット
・後半が同じ質問内容になるので、何度も繰り返し診断する楽しみは減少する
・診断の精度は上がらない
診断ロジック作成のポイント
診断の目的に合わせてロジックを決める
大まかな例になりますが、診断ロジックを決めるには以下のように、目的に合わせて作るといいと思います。
・簡易的な診断でも大丈夫
・得点形式でも正確な診断が可能そう
⇒得点形式
・何度も繰り返し診断をしてほしい
・回答に合わせて質問内容を変更し、正確な診断をしたい
⇒フローチャート型
診断コンテンツの内容に合わせてロジックのカスタマイズを
フローチャート型はパターン数が多くてロジック決めが大変ですが、
選択肢や質問数を工夫してパターン数を減らすことも可能です。
フローチャート型 選択肢多め
全4問、回答によって異なる質問にしますが、質問2の選択肢を多くして、質問4では選択肢を少なくします。
それによって、72パターンの診断結果となり、少し少なくすることができました。
質問数も減らすことで、ユーザーの選択負荷を軽減できます。
まとめ
診断コンテンツは、ユーザーの興味・関心を引き立てることができるコンテンツ。
その見せ方やロジックの作り方は様々です。
楽しく商材を理解してもらえるので、ぜひ取り入れたいですね。
検討されている方は、ぜひご相談ください。