コロナ禍における巣ごもり需要からECサイトに力を入れる企業様が大幅に増加しました。
2019年と比べて2020年には約3人に1人がオンラインショッピング利用が増えたと回答しており、
その中でも60~70代(52.0%)が最も利用率が増加したそうです。

ターゲット層はWebやECサイトでの購入が難しいだろう、と諦めていたご担当者様はいらっしゃいませんでしょうか?
今や幅広い年齢層が通販で買い物をする、という流れが当たり前になっています。

年齢に囚われず、「新しい生活様式」の1つとしてECサイトでの販売は今後もますます展開していくでしょう。

参考:ネットショップ担当者フォーラム

コロナ禍のECサイト利用率は78.4%。約3人に1人が2019年比で「利用頻度が増えた」https://netshop.impress.co.jp/node/8041

ECサイト構築といってもターゲットや商材によって様々な構築方法があります。
そこで、これからECサイト立ち上げを検討している方に構築方法の基本を解説します。

これまでのECサイトに関する記事はこちら

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目次
1:ECサイトの構築方法
Application Service Provider(ASP)・Software as a Service(SaaS)
オープンソース
パッケージ
フルスクラッチ
2:ECサイトの構築方法選び方
まとめ
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1:ECサイトの構築方法

ECサイトの構築方法は主に以下の4つがあります。
ターゲット層や商材、社内WEB担当者の経験有無など様々な観点から選定しなければなりません。
特徴を理解し、どの構築方法が自社の事業に合っているのか見極めましょう。


Application Service Provider(ASP)・Software as a Service(SaaS)

ASPおよびSaaSとは、インターネットを通じてアプリケーションを提供する仕組み・事業者のことを言います。
そのため、ASP・SaaS提供企業と契約し、提供されているECサイトに必要なカートツールといった機能サービスやシステム、ソフトウェアを利用してECサイトの構築をします。また、ソフトウェアをレンタルする、というイメージなので、デザインや機能のカスタマイズについては制限があり、ASP・SaaS提供企業によってデザイン・カスタマイズ幅が異なります。

メリット
・すでに土台ができているので安価
・手軽に構築
・ASP・SaaS提供企業による保守管理
・自動バージョンアップ
・システム上のトラブル対応

例えば、最近CMなどで見かける無料ASP「BASE」ではデザインはテンプレートから選択し、追加オリジナルページ作成には、制限があるためオリジナリティは低いですが最も手軽にECサイトを始められるASPカートの一つです。

また、有料ASP「Makeshop」では600以上のオプション機能を提供しており、その中でオリジナリティあふれるECサイト構築を可能とします。
このようにどういった機能が必要か、どんなECサイトにしたいかによってASP・SaaSの選定も必要です。

 

主なASP・SaaS
カラーミーショップ : 比較的安価
futureshop     : アパレル商材向け
Shopify      : 海外発・越境EC向け

 


オープンソース

オープンソースとは世界中に無料公開されているコードになります。
オープンソースソフトウェアを利用して基本的な必要最低限のECサイト構築をすることもできますし、機能のバージョンアップや自由なカスタマイズも可能となります。

メリット
・拡張性、自由度が高い
・無料プラグインを利用することでそこまで知識がなくてもカスタマイズが可能

一方で、自社に合った機能の開発やバージョンアップ、トラブル対応ができるWEB技術担当者や制作会社による運用保守が必要となります。
また、オープンソースは脆弱性があり、セキュリティ対策からデータ管理まで自社の責任で行わなくてはなりません。
社内にWEBに詳しい担当者がいなければ、無料といえど運用面に対して費用がかさむ可能性があります。

 

主なオープンソース
magento : 海外発
WordPress: ECサイトとして利用するにはプラグインが必須

 


パッケージ

パッケージとはECサイト構築用のパッケージソフトを購入してECサイトを構築する仕組みになります。
提供企業により基本的なEC機能はもちろん、その他自社に合った機能カスタマイズをした上での購入となります。

メリット
・買取制でカスタマイズ自由度が高い
・提供企業からのサポート体制が厚い
・導入~運営管理、セキュリティ対策対応

ただし、その分、初期費用や月額運用費は高額となりがちです。

 

主なパッケージ
EC-ORANGE : 多様な構築モデル
eltexDC  : 定期注文機能を標準装備

 


フルスクラッチ

フルスクラッチとはその名の通り、完全オリジナルでのECサイト構築になります。
制作会社と共にゼロから自社専用のECサイトシステムの設計・構築をしていくので、上記構築方法の中で最も時間と費用が掛かります。そのため、他のシステムとデータ連動・連携させる場合や、大規模なECサイト構築の場合に利用されます。

メリット
・完全オリジナルのECサイト構築
・複雑な仕様も柔軟に組み込める
・拡張性が高いため、長期的な展開に適している

 

弊社 フルスクラッチ 構築実績
株式会社日吉様
日吉オンライン検査Web 
https://www.hiyoshi-online.com/

 

2:ECサイトの構築方法の選び方

実際に、ECサイトの構築方法を選ぶ場合には、費用・カスタマイズ性・今後の運用方法も見据えなければなりません。

初期費用

・ASP・SaaS: 50万円~500万円
・オープンソース: 50万円~数千万円
・パッケージ: 50万円~数千万円
・フルスクラッチ:初期 500万円~数千万

運用費用

・ASP・SaaS :無料~数万円
・オープンソース:無料~数十万円
・パッケージ:数万円~数十万
・フルスクラッチ:数万円~数十万

カスタマイズの有無

・ASP・SaaS :無(※一部有)
・オープンソース:有
・パッケージ:有
・フルスクラッチ:オリジナル

サイトの保守管理方法

・ASP・SaaS:提供会社
・オープンソース:自社or委託
・パッケージ:提供会社
・フルスクラッチ:自社or委託

まとめ

いざECサイト構築を進めようとしても様々な方法があり、その選択によって今後の運用方法が大きく左右されます。まずは、自社がどのような方向性で商品を販売していくのか、ターゲット設定や目標値設定などを行い、業者選定をしていかなければなりません。

弊社では、ご要望のヒアリングや客観的な市場調査の上、各企業様に合った最適なECサイト構築の提案・制作をさせていただいております。
どのようなECサイトにしていきたいのか決まっている方も、何から始めてよいのかわからないご担当者様でもお気軽にお問合せください。

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