みなさん、夏休みのご予定はお決まりですか?
家でのんびりするか、南の島でバカンスか、はたまた仕事三昧か・・・
弊社スタッフのみなさん、3つめにならぬよう、スケジュール厳守でお願いします。
さて、今回は最悪な旅をリフーレミングの発想で、最高の旅にするワークショップをレポートします。
リフレーミングってなに?
ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。
同じ物事でも、人によって見方や感じ方が異なり、ある角度で見たら長所になり、また短所にもなる。(Wikipedia)
ようは発想の転換ですね!
最悪な旅とは。
寝坊で、集合時間や飛行機の時間に遅れる。
あるあるですね。
私は昔から、遠足や修学旅行の前夜、たいがい遅刻する夢をみます。
起きた瞬間に生きた心地がしないあの感覚、プライスレス。
よっぽど楽しみにしてたんでしょうね、かわいいですね。
パスポートをなくす。
食事が激マズ。
おなかピーピー。
海外旅行なんかの土産話でよく聞くエピソードですね。
旅にトラブルはつきもの。
あとあとネタになったりするので、そういうものは最悪といっていいのか。
もっと最悪な出来事を想像します。
新婚旅行で旅の思い出がいっぱいつまったカメラを
お土産選びに夢中で、売店ですられる。
旅が楽しければ楽しいほど、無くしたときの絶望への落差が激しいのです。
お土産もふたりでキャッキャッいいながら、それはそれは幸せそうに選んでいたんでしょうね。
新婚旅行はおそらく一生に一度。
“瞳を閉じてごらん、
ほら・・・思い出は、僕らの心の中に残ってるよ。”
なんて、彼の慰めの言葉なんて耳には入りません。
お前がちゃんと持ってなかったからやろがいっ!!と成田離婚の危機です。
どうですか、最悪だと思いませんか?
リフレーミングで最悪な旅を最高に。
さぁ、この旅をリフレーミングの発想で、最高の旅にすると思いきや、
なんと、最悪な旅のお題は別チームとシャッフルすること!
そして渡されたお題がこちら。
彫りが深い男性が、道に迷い大使館前をうろついていたら、
テロリストに間違えられて、拘留され帰国できない。
なかなかの難題がまわってきました。
彫りが深いなら整形。
道に迷わないようにgooglemap。
言葉が通じるように翻訳コンニャク。
これらの発想はフレーミングです。
今回はフレーミングではなく、リフレーミングの発想で最高の旅にします。
チーム内でブレストし、いろいろ案を出していきます。
職質される人って、なぜか何度もされるよね。
という話になり、きっとこういう人は、海外に行く度に
こういったトラブルに巻き込まれるのでは?と考えました。
そこで、彫りが深い人必見のガイドブックを提案しました。
その名も、牢屋の歩き方。
- 牢屋の歩き方は、各国語に対応しております。
- 取り調べの正しい受け方をご説明します。
- 留置された場合の過ごし方、また、留置所内でのカーストの見極め方をご紹介します。
- 国別、役職別の賄賂の相場早見表付きでございます。
- 留置所経験者インタビューも連載しております。
- 特集では、留置所ミシュランで5星を獲得したハイグレードな留置所をご案内します。むしろ拘留されたいとの声も多数寄せられております。
- ご安心下さい、もちろん帰国手続きのQ&Aもございます。
表紙イラストは僭越ながら、私が担当させていただきました。
それでは、ごゆっくり牢屋の旅をお楽しみ下さい。
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彫りが深いのも、外国語が話せないのも、道に迷ってしまうのも甘受し、
拘留されたのであれば、滞在中の快適な過ごし方、安全に帰国する方法
そして、その状況をいかに楽しむかを提案する「牢屋の歩き方」で、
最悪な旅を最高の旅にします。
“瞳を閉じてごらん、
ほら・・・本屋に平積みにされている光景が浮かぶだろ。”
【まとめ】
クライアントとの重要な打ち合わせなのに、資料を電車に忘れた!
こんなスケジュールじゃ、納期までに間に合わない!
取引先がもぬけの殻に!
そんな最悪な状況もリフレーミングの発想で乗り切って、仕事帰りの最高の一杯を味わいましょう!