こんにちは(^ν^)3回目の投稿は、
Webディレクターがサーバ移転で気をつけるべきポイントについてです。
(個人的には苦手意識のある分野なのですが、なぜかサーバに関わる記事ばかり書いていますね・・)
今回は社内のディレクターチームですでに先輩方がまとめてくださっていたものを成形して、記事にしてみました。
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今日のテーマ
サーバ移転だ!って場合には事前準備が必ず必要です。
今回はサーバ移転のときに気をつけておくポイントをまとめてみます!
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※自社サーバ→他社サーバは基本的に移転先によりますので、
あくまで今回は他社サーバ→自社サーバの移転のケースを想定しています。
(自社サーバとは弊社で管理しているサーバを指します。)
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(1)動的コンテンツがあるか
動的コンテンツがある場合は、実際にサーバ移転したときに問題が生じないように、事前準備として移転前のサーバ環境を把握しておくことが必要です。
▽チェックポイント
- OSの種類とバージョン
- WEBサーバの種類とバージョン
- DBサーバの種類とバージョン
- MAILサーバの種類とバージョン
などなど。
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(2)DNSの変更(ドメイン関連)
サーバ移転の際には、最終的にDNSの変更を行う必要があります。
考えられるパターンは以下4つ。
a)ドメイン新規取得
b)ドメイン移管
c)ドメイン管理そのままでDNSのみ自社管理のDNSに変更
1.DNS自体の変更
2.DNSレコードの変更
d)ドメイン管理そのままでDNSもそのまま
(DNSレコード変更も他社が行う)
いずれにせよ現行のDNSレコードの情報は必要です。
各パターンのフローやDNSの詳しいお話は改めて、、ですが
いずれにせよ上記パターン(ドメインとDNSは別々に考えなければならない)があるということは頭に入れておきましょう。
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(3)メール関連
2)のドメイン管理と関連して、メール関連の移転の確認も必要です!
a)メールアカウント・パスワード新規発行
b)メールアカウント・パスワード引き継ぎ
メールサーバの移転時には、利用している全メールのユーザ情報が必要となりますので、お客様に確認が必要となります。
※特にアカウント数が多い場合は要注意
サーバの接続先が***.jpのようなドメインで書かれてた場合は、DNSが完全に切り替わるまでは移転前サーバにメールが飛んでしまう可能性があるので、一定期間移転前サーバのIPアドレスで受信できるようにメーラーに設定を追加して頂く必要があります。
また、Webサイトの移転に先行してメールサーバのみ移転、ということもありえますので全体のスケジュールは要確認です。
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(4)SSL関連
a)移転
→証明書と鍵ファイルを頂く必要があります。
移転前サーバが共用サーバ等の場合、入手できない場合があるので、
その場合再発行、それでも無理なら再取得となります。
b)新規取得
→適宜必要情報を入手し、手配してください。
ただしご承知の通り、SSL取得には一定時間必要となりますので
予め確認しておく必要があります。
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(5)その他
- DNS切り替えのスケジュール
- 新サーバ・旧サーバの契約期間
- 旧サーバの扱い
- その他URLが変わることの処理(リダイレクト処理等)
などなど。
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今回はかなりざっくりとした記事となりましたが、
サーバ移転のときに気をつけるポイントについておおまかな流れはご理解いただけましたでしょうか・・!
サーバ移転といっても事前確認が必要なポイントがたくさんありますので、見落としてしまわないよう、確認してから行いたいですね。
ぜひ参考にしてみてください^^
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