はじめまして!
後輩に喜ばれたTipsシリーズを書いている先輩の、噂の後輩です(^ν^)
4月にディレクターとなり、当初はスケジュールも引けませんでしたが
今では優しい先輩に日々助けられながら案件を進行しています。
Webディレクターとなって半年。
まだまだ記事に出来ることは少ないですが、案件を通して学んだことを記事にしていこうと思いますっ!
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今日のテーマテーマが異なるサイトを作る場合、
サブドメインとサブディレクトリのどちらが良いのかをまとめました!
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とある会社のコーポレートサイト、サービスサイトのリニューアル。
デザインを一新するという要望にあわせ、以下の要望も挙がりました。
・自社サービスにそれぞれ別サイトが存在し、 コーポレートサイトと紐付いておらず、サイト構造が煩雑化しているのを整理したい。
・総合TOPをつくり、その下にサービスサイトを紐付けたい。
その時のサイト構造はこんな感じでした。
例)http://bridge.co.jp (コーポレートサイト)
・http://service1.jp (自社サービスサイト1)
・http://service2.jp (自社サービスサイト2)
・http://service3.jp (自社サービスサイト3)
サービスサイトがコーポレートサイトと何の関連性もなく、独立してしまっていたため、管理側も更新がしにくい構造になっていました。
ここで、サービスサイトのドメインをどう変えようかと考えたとき、
以下2パターンのやり方が浮かびました。
→ http://service1.bridge.co.jp
→ http://bridge.co.jp/service1/
ここで今日のテーマです!
テーマが異なるサイトを作る場合、サブドメインとサブディレクトリのどちらが良いの?
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でははじめに、
サブドメインとサブディレクトリをおさらいしてみましょう!
〇サブドメインとは
インターネット上に存在するコンピュータやネットワークにつけられる識別子であるドメイン名は、実世界の住所のように階層構造になっており、「国を識別するためのドメイン名」「組織を識別するためのドメイン名」「個々のコンピュータを識別するためのドメイン名」など、小分類から大分類まで「.」で区切られて順番に並んでいる。このうち、より小さな分類を識別するためのドメイン名をサブドメインという。
http://e-words.jp/w/E382B5E38396E38389E383A1E382A4E383B3.html
よく例に出されるyahooさんのような構造です。
例)Yahoo!JAPAN
http://www.yahoo.co.jp/
Yahoo!オークション:http://auctions.yahoo.co.jp/
Yahoo!知恵袋:http://chiebukuro.yahoo.co.jp/
この場合は「auctions」や「chiebukuro」がサブドメインです。
同一ドメイン内で、サイトの要素やテーマが明らかに違う場合、 コンテンツを区別するために使用するのがサブドメインのようです。
サブドメイン型ではそれぞれが独立したドメインと捉えられます。
なるほど。。
では続いて、サブディレクトリについてです!
〇サブディレクトリとは
あるディレクトリの中にあるディレクトリ。広義には、ルートディレクトリ以外の全てのディレクトリを指す(すべてのディレクトリは元をたどればルートディレクトリの中に含まれているため)。 http://e-words.jp/w/E382B5E38396E38387E382A3E383ACE382AFE38388E383AA.html
よく例に出される価格.comさんのような構造です。
例)価格.com
http://kakaku.com/
PC:http://kakaku.com/pc/
家電:http://kakaku.com/kaden/
この場合は「pc」や「kaden」がサブディレクトリです。
大枠のテーマが一緒で、コンテンツと紐付けることができる場合に使用するのが サブディレクトリとのことでした。
サブディレクトリ型ではそれぞれが同じドメイン内のものと捉えられるため、既存のドメインの評価が高ければ紐付けることでその評価の恩恵を受けられるというメリットもあります。
さらに良質なコンテンツが増えることでドメインの評価が上がることも期待できます!
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ふたつの特徴をとらえたところで、
それぞれがおすすめのケースをまとめてみました!
<サブドメインおすすめケース>
・サイトの要素やテーマが明らかに違う場合(ユーザー層の違い)
・社内の組織構成や管理体制によりドメイン名を分ける必要がある場合
・使っているCMSの仕様でサブディレクトリでは構築できない場合
<サブディレクトリおすすめケース>
・本体サイトの大枠が一緒で、それに紐付けることができる場合
・既存のドメインの評価が高く、紐付けることでその評価の恩恵を受けたい場合
検索結果を見る限り、SEO的に今では大きな違いがなく、 シチュエーションによって使い分けるのがいいようです。
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今回のケースでは 全く異なるサービス、異なるユーザー層、異なる管理体制ということで、サブドメインで統一し、コーポレートサイトを総合TOPとし、サービスサイトに紐付けることにしました!
http://bridge.co.jp(コーポレートサイト)
├http://service1.bridge.co.jp(自社サービスサイト1)
├http://service2.bridge.co.jp(自社サービスサイト2)
└http://service3.bridge.co.jp(自社サービスサイト3)
これで、スッキリ解決!
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最後のおさらい
〇サイトの要素やテーマが明らかに違う場合はサブドメイン
〇同じテーマ内のコンテンツである場合はサブディレクトリ
区別がつきにくいときは、
そのサイトのユーザー層や管理体制も考慮しましょう!
みなさんもサブドメインとサブディレクトリで困ったときは、
是非参考にしてみてください(^ν^)