2014年9月19日に参加してきたa2iさん主催の「やっぱりサイト集客が大事!Web活用のための『今どきのSEO』セミナー」 のレポート第二弾です。第一弾はこちら
第二部
第二部は、住 太陽氏。コンテンツと被リンクの課題を解決する「比率」と「健全性」の考え方というテーマでお話いただきました。その中で私が注目したポイントをまとめました。
- 1.兎にも角にも気にすべき点は「比率」
- 2.被リンクやコンテンツの「健全化」
1.兎にも角にも気にすべき点は「比率」
被リンクとは
あるWebページやWebサイトが、別のページやサイトからリンクされること。
被リンクとは – IT用語辞典
被リンクの数を増やすのは良くない、同じ内容のページが重複すると良くないなど、SEO対策をするにあたって「これをするとペナルティうけるよ!」という情報はたくさん話題に上がります。でも、それをすると即ペナルティを受けるのでしょうか?
“不自然な”被リンク、例えばリンクがトップページばかりに集中したり、同じアンカーテキストばかりだと、ペナルティを受ける可能性が出てきます。リンクは内容に沿った、該当する記事に飛ぶべきですし、アンカーテキストは文脈によって「こちら」や「サイト名」などに変化していくのが自然です。
ですが、サイトを運営していく上で、不自然な被リンクはさけられません。内容の薄いコンテンツも生まれるでしょう。
では、どういったときに、ペナルティをうけるのでしょう。
それは、一定の数を超えた場合だけなのです。一定の数って一体どれだけ…?!と不安になるかもしれませんが、それは10個ならOKで、11個ならNGといった基準ではありません。注意すべき点は自然な「比率」なのです。
それでは、ペナルティを受けない比率をどうやっていい感じにするかみていきましょう!
2.被リンクやコンテンツの「健全化」
被リンクを健全化していくためには、4つのポイントがあります。
- コンテンツを強化
- コンテンツにディープリンクを獲得
- 集めたリンクジュースの再配分
- ドメインの信頼度の強化と検出露出の増大
コンテンツを強化
サイト内に薄いページの比率が高く、濃いページの比率が低い場合、どういった対応ができるでしょうか。
その場合は、薄いページのインデックスを避け(noindexを設定してしまい)、濃いページを追加していくなどの対応方法が考えられます。
※ここではコンテンツを、教養または娯楽を提供する著作物、目的は情報提供を通じた信頼や評判の形成 とします。
コンテンツにディープリンクを獲得
ディープリンクとは
Webサイトのトップページ以外(たとえばニュースサイトの個別記事など)がリンク先になっているハイパーリンクのこと。
ディープリンクとは – IT用語辞典
各コンテンツが強化されていけば、1ページごとアクセス数も集まり、サイト全体のアクセス数増にもつながっていきます。
例えば、SNSへのシェアボタンを付けることでサイト全体だけではなく個別のコンテンツへの集客を強化することができます。
※ただし、シェアが向くサイトと向かないサイトがあるので、そのあたりは見極めていきましょう。
集めたリンクジュースの再配分
リンクジュースとは
外部のWebサイトへのバックリンクによってWebサイトに与える影響のことである。
リンクジュースとは (link juice) – IT用語辞典バイナリ
コンテンツごとのつながりや、バランスを見て、リンクを再設定してみましょう。
例えば、上位ランクに表示させなくても良いページはインデックスを避け(noindexを設定してしまい)、優良なコンテンツへのページランクを強化するといった対策があるそうです。これはまだ実践したことがありませんので、気になる方は調べてみてください。
ドメインの信頼度の強化と検出露出の増大
上記の改善を経て、よりコンテンツへの流入を拡大させるために、リスティング広告を打ったりすることもひとつです。
まとめ
いかがでしたか?私は「リンクジュース」について具体的にどんなことをしていくのかまだイメージがつかめていないので、これから勉強していかないといけないなと思いました。また、今回セミナーに参加してみて、「サイト内で対応することだけがSEO対策ではない」ということを改めて感じました。例えば商用サイト(オンラインショップ)であれば、コンテンツが少ない場合が多いでしょう。それであれば、他の大型ECサイトを活用するのもひとつでしょう。
また、自分のサイトの特性を考えどの要素で成果をあげたいかを明確にしていくことが大切でしょう。
このブログでも活かしていけることがたくさんあると思うので…がんばっていきましょう!
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「やっぱりサイト集客が大事!Web活用のための『今どきのSEO』セミナー」レポート(1)
https://web.bridge-net.jp/blog/718/
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