インバウンドの隆盛からコロナの影響もあり、重要性がさらに高まった越境EC。
弊社でも越境ECを検討されるお客様が格段に増えました。
越境ECとは、国境を超えて行われる商品やサービスを販売するECサイトのことです。
いわゆる海外のユーザー向けのECサイトです。
お客様のお話を伺っていると、越境ECを始めてみたいものの、海外に向けて具体的にどんなサイトを作りたいかイメージできていない方が多い印象があります。
そこで今回は、越境ECとして海外向けのサイトを展開されている事例を3つの分野に分けてご紹介します。
海外向けのECサイトとして、どんなデザインにしたいか、どんな設計にしたいか、どんな機能を実装したいかを検討する際にぜひご活用ください。
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目次
1:日本大手メーカー
2:日本工芸
3:アパレル
まとめ
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1:日本大手メーカー
資生堂
海外サイトと日本語サイトで雰囲気が異なります。
日本語向けの方が文字が多く、画像が小さいです。ですが、人気ランキングや新着、トピックスなどコンテンツが充実しております。
逆に海外サイトは写真が大きく、モーダルで会員登録の訴求・割引などが表示されます。
カシオ
海外サイトは、TOPから「BUY NOW」ですぐにカートに入れることができます。
日本サイトは、何から探す、と商品検索性が良い印象です。
2:日本工芸
japanesecrafts ワールド
日本語のサイトでありながら、WorldShopping BIZというツールを活用して、海外への販売にも対応しているサイトです。海外の方にも視覚的に訴求するため、商品写真を大々的に掲載したデザインとなっています。
NIHON ICHIBAN
工芸品をはじめ、食品など様々な店舗・ブランドの商品を取り扱うモール型のECサイトです。英語だけでなく、中国語、ドイツ語、フランス語といった多様な言語に対応しています。
3:アパレル
FORWARD
javascriptを使用しての商品やスナップ画像が切り替わる様が可愛い!
誰もが知るハイブランドな商品が多いのに、見ていて飽きないサイトです。
ASOS
ハードルの高そうなヨーロピアンスタイルもスナップをバランス良く、かつ見やすく配置することで体系の壁を越え、着丈をイメージさせる構成。
ハイブランドっぽいながらも、お手頃な価格の商品が多数並びます。
Nordgreen(デンマーク発腕時計)
商品とサイトデザインの「親和性」、思わずクリックしたくなります。
購入金の一部が社交貢献プログラムに活用されるとなると2度満足。
Etsy
何百人ものクリエイターが 、唯一無二の商品を掲載したサイト。ユーザー目線の細かな作り込みが魅力的です。
気に入ったクリエイターの支援はもちろん、自分にぴったりなオリジナルアクセサリーや雑貨などが購入できます。
まとめ
引き続きコロナの影響は続くと考えられ、越境ECの必要性は高まる一方だと予測されます。ただ、越境ECで成功するためには、サイトを作るだけでは不十分です。
継続的に運用するノウハウやプロモーション・集客を目的としたコンテンツ発信やSNS活用が必要です。今回ご紹介させていただいた事例をもとにどんなサイトを展開していきたいかイメージを固めていただいて、実際に運用を検討される際はぜひブリッジコーポレーションまでご相談ください。
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