ブログやウェブメディアを運営するときに、記事の管理に欠かせないのがCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)。「できるだけ自社スタッフで運用したい」「スマホにも対応したウェブサイトにしたい」といったお客様のお声も多くいただきます。

ただ、そんなお声の中でも「WordPressとMovable Type結局どっちがいいの…?」というご質問を受けることも。そこで、今回は2つのCMSの特徴を徹底比較してみます!

ぜひ、ウェブサイトのCMSを検討する際に参考にしてみてください。

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目次
1.WordPressとMovable Typeの仕様
2.WordPressを選ぶ理由
3. Movable Typeを選ぶ理由
まとめ
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1: WordPressとMovable Typeの仕様

まずはじめに、この2つのCMSには、下記のような大きな違いがあります。

・ライセンス費用(有料or無料)
・生成されるページ(静的or動的)
・公式サポート(有or無)
・プラグインやテーマの充実度

それ以外にも仕様の違いはたくさんあります。

WordPress Movable Type
開発言語 PHP Perl
データベース MySQL MySQL・SQLite
コンテンツ 動的生成 動的・静的どちらも
ライセンス 無償で商用利用可 個人利用以外は有償
複数ブログ機能 基本的には1つのブログ
※設定で複数可能になる
基本搭載
インストール 手動 複数プラン有
再構築 無し 有り
プラグイン 非常に多数 少数
サポート 無し
※オンラインコミュニティなどで解決可能
有り(有料)

ざっとあげるだけでもこのように様々な違いがあるのです。

ただ、仕様を見比べるだけではイメージがしづらいと思いますので、他の会社がどのようにそれぞれのCMSを選んでいるのかを見ていきましょう。

WordPressを選ぶ理由

ライセンス費用がいらない

WordPress とMovable Typeの大きな違いはその価格です。

WordPressはオープンソースのCMS。つまり、無償での使用が可能です。
ここまでのシェアを獲得している大きな理由の一つであり、コストを抑えたい企業や個人でメディアを運用する人にも人気があります。

初心者でも使いやすい

大きな特徴の一つとなるのがWordPressのその使いやすさ。

インストールから記事の公開まで、プログラミングの知識があまりない初心者でも使いやすく操作性が高いことが人気の理由です。

 

既存テーマの多さと資料の多さ

WordPressのプラグインを制作している開発者も世界中に多くいるため、様々なプラグインが世界中で提供されています。カスタマイズしやすさはWordPressの方が断然優れています。
ちょっと手の込んだサイトにしたい、編集画面をもっと使いやすくしたいなどカスタマイズ性を求めるならWordPressがオススメです。

人気があるということは、関連書籍やWebでの情報・資料もたくさんあります。
困ったときは、自分で調べたら解決しやすいのも魅力のひとつです。

:Movable Typeを選ぶ理由


では、次にMovable Typeについて見ていきましょう!

アクセスの負荷に強い

Movable Typeの1番のメリットは、サイトへのアクセス負荷に強いことがあげられます。

その理由として、Movable Typeはサイトを公開する際に静的HTMLを生成するという特徴があるためです。ページの表示速度がはやくストレスのない閲覧環境が提供できることで、SEOの検索順位に影響することも。またデータベースに負荷がかかり、ページの表示が遅くなるということもありません。

セキュリティ面を考えるならMovable Type

Movable Typeはパッケージ型の有料CMSなので、とてもセキュアなウェブサイトを構築でき、アップデート後の各種プラグインの実装も問題なく行われます。

また、不具合がもし起こっても迅速なサポートを受けられるので万が一の時も安心!
セキュリティ面を重視したい、サポート体制が気になるという方におすすめです。

まとめ

今回は、WordPress とMovable Typeについて比較しました。いかがでしたでしょうか?
それぞれのサービスのメリットデメリットを把握したうえでニーズにマッチしたCMSを選択するようにしましょう。

ブリッジコーポレーションでは、最適なCMSの選定からCMSを使用したサイト活用まで、お客様のニーズに応じてご提案させて頂きます!お困りごとや、ご質問がありましたら是非お気軽にお問い合わせください。

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