こんにちは、ディレクターの奥原です。

突然ですが、Instagram,Facebook,Twitter … SNSアカウントは持っていますか?

電車に乗れば、みんな下を向いて、スマホを触り、休憩時間も片手にスマホ…
ゲームをしたり、電子書籍を読んだり、YouTube動画を見ている方も多いかと思いますが、特に多いのが「SNSチェック」
投稿はしないけど、「みる専門」の方も多いのではないでしょうか。

近年、SNSなどの発達により、個人が発信するハードルが低くなったことで、

・Shareの時代
・人検索の時代
・信用経済の時代

等と言われるようになってきました。

令和となって、もう10か月。
個人が発信する時代にあわせて、Webマーケティングも少し変化してきているようです。
そこで、前編・後編に分け、「令和のマーケティング」を解説します。

Webマーケティングの大枠を捉えることから始め、最終的には、今注目されている
Shareの時代だからこそ使える<購買の意思決定フレームワーク>をご紹介します。

このフレームワークをご参考にいただければ、よりコンバージョン率の高いWeb施策が取れるかもしれません。それでは、全2回どうぞよろしくお願いいたします!

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目次
1:Webマーケティングとは
2:これまでのWebマーケティング
3:まとめ
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1:Webマーケティングとは

 

“マーケティングという言葉はよく聞くし、書籍やセミナーで学んだこともある。”
“そんなものは基本だ!”と、企業ドメインや所属されている部署によっても、マーケティングへの知識は様々かと思います。

マーケティングは、以下のように定義されています。

企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、
「顧客が真に求める商品やサービスを作り、
その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念
出典:マーケティング/Wikipedia

それでは、Webマーケティングとは一体何でしょうか。

Webマーケティングとは、簡単に言えば、
「WebサイトやWebサービスを用いて行われるマーケティング」のことです。
すなわち、
『Webを使って、物が売れる仕組みをつくり出す活動を行う』ことです。

 

2:これまでのWebマーケティング

『Webを使って、物が売れる仕組みをつくり出す活動を行う』ために、
これまで使われてきたマーケティングフレーム「購買の意思決定のフレームワーク」はご存知でしょうか。

よく聞く「AIDMA」がそれにあたります。

AIDMAとは、消費者が購買を決定するために行う以下のプロセスをいいます。

 

・製品の存在を知る(Attention)
・興味をもつ(Interest)
・欲しいと思う(Desire)
・記憶する(Memory)
・購買する(Action)

AIDMAとは1920年代にアメリカ合衆国の販売・
広告の実務書の著作者であったサミュエル・ローランド・ホールが著作中で示した広告宣伝に対する消費者の心理のプロセスを示した略語である。
出典:マーケティング-Wikipedia

このプロセスは、広告を大量に流し、”消費者の心と頭に記憶させる”という手法など
YouTubeや動画配信サービスが勢力を伸ばす現在でも、有益なフレームワークです。
消費者の購買行動を分析し、それに沿ったマーケティング施策を執ることが有益なことは、Webでも同じです。

それでは、AIDMAに沿ったWeb施策を考えてみましょう。

 

AIDMAに沿ったWeb施策

5つの消費者の購買行動に沿って以下の施策が例として挙げられます。

・製品の存在を知る(Attention)
リスティング広告・アフィリエイト・SNS広告・ソーシャルメディア対策…

・興味をもつ(Interest)

サイト制作・LP制作…

・欲しいと思う(Desire)

ユーザーレビュー・コンテンツマーケティング…

・記憶する(Memory)

リターゲティング広告・メールマーケティング…

・購買する(Action)

LPO(ランディングページ最適化:流入するユーザーの訴求に合わせたページを表示させる施策)・EFO(入力フォーム最適化:入力項目の多さ、仕様の複雑性を解消しフォーム途中離脱者を減らす施策)…

 

まとめ

上記に挙げたWeb施策については、すでに実施されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ここで冒頭の話に戻ります。
Shareの時代となった令和。
これまでのAIDMAを元に設定したWEBマーケティング施策では「Share」する消費者行動をカバーできる施策がないことは明らかだと思います。

※リスティング広告やSNS広告の記事内容によっては、Shareされる可能性もあります。

それでは、Shareされるために行うWeb施策には、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
次回は、「顧客がShareしたくなる」マーケティングを考えるために、今注目されているフレームワークをご説明します。

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