今回は、あとで読むサービスの『Pocket』について説明したいと思います。
Pocket前回、ソーシャルブックマークサービス『はてなブックマーク』について説明しましたが、この『Pocket』というサービスは、その機能をもっとシンプルにしたようなサービスです。
どういった場面で使うかといいますと、まだそこまで中身を読んでいないけど、なんかおもしろそうな記事だからちょっと一旦リンクを保存したい、というときです。(このあたりまで読んでPocketに保存します)
はてブでも「あとで読む」というタグをつけて、そういった使い方ができますが、はてブとPocketが大きく違う点は、非公開でソーシャル要素がない、という点でしょう。
僕のよくある流れとしては、タイムラインから流れてきたリンクをクリック⇒おもしろそうだけど読む時間がない⇒Pocket⇒あとで見ていい記事だった⇒はてブ、といった感じです。
Webサイト制作の視点で言うと、スマホサイトのコーディング中に、テスト環境のURLをさくっとiPhoneに渡して実機確認するときなどにも、地味に役立ちます。
Pocket本体のアプリもありますし、サイトへログインすれば、リーダーとして機能しているので、個人的にはほぼ毎日使うサイトのひとつです。
ブラウザで使用する場合はChoromeの拡張や、ブックマークレットも用意されているので、ほぼどんな環境でも「あとで読む」保存ができます。
また、サンフランシスコ発でグローバルに普及しているアプリなので、Twitter、Tumblr、Antenna、Gunosyなど、それなりに知名度のあるコンテンツ系アプリであれば、国内外問わずほぼほぼ連携している、というのも『Pocket』の大きな魅力です。
はてなブからPocketへ保存できるアプリ『HBFav2』
やはり競合にあたるためか、はてブの公式iPhoneアプリから『Pocket』への保存ができないので、毎回Safariで開く⇒ブックマークレットで保存、というのが地味にストレスだったのですが、元はてなのNaoya Itoさんが作った『HBFav2』というアプリなら『Pocket』と連携がされているので、オススメです。
HBFav2- Hatena-Bookmark Reader for iOSこのアプリ、はてブでフォローした人のブクマをタイムラインで流してくれるので、ツイッターを情報収集に特化したみたいな感じで、すごく良いです。
はてブヘビーユーザーであれば、はてブした記事自体がフォロワーに流れてしまう、あるいは、はてブするレベルの記事か、を判断するために、一旦しっかりと目を通す時間が必要なので、一種のフィルターのような役割として使えます。
是非はてな公式アプリの方でも『Pocket』と連携していただきたいですね。
Instapaperもついでに紹介
あとで読むサービスといえば、『Pocket』と並んで代表的だったのが『Instapaper』という、ほぼ同じあとで読むサービスです。
Instapaper元々は僕もInstapaperユーザーだったのですが、いつからかPocketの連携アプリの率が異常に高くなってきたので、今はPocket1本です。サービス名がパッと見『Instagram』に似すぎですね。
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