こんにちは。企画デザイン部の大島です。
京都府向日市の「水野眼科」が、2025年3月29日(土)放送のKBS京都「ヨーロッパ企画の暗い旅」にてコラボ企画を実現しました!
弊社でサイトリニューアルをお手伝いさせていただいた、水野眼科のオリジナルキャラクターである「イカくん」。
今回のコラボ企画では、イカくんのアニメーションを製作しました!
ヨーロッパ企画の石田さん・酒井さん・黒木さんに脚本を担当いただき、完成した3本のアニメーション。
どれも可愛くて楽しい仕上がりとなっているので、ぜひご覧いただきたいです!
「ヨーロッパ企画の暗い旅」の本編を見る(Youtubeチャンネル)>
本記事では今回の放送に至った経緯や、撮影時の様子などを後日レポとしてお届けします。
撮影裏話なども綴りますよ~!
目次
1.コラボに至った経緯
インタビュー:「イカくん」プロジェクトの裏側
2.撮影当日の様子
3.コラボ内容
・目~作劇場「イカくんとカエルくん」
・イカくんのイカした視力検査
・イカくん体操
4.水野先生からのコメント
5.まとめ
1.コラボに至った経緯
今回のコラボに際して、きっかけを作ったのは企画デザイン部部長の谷口。
突然湧いて出てきたこの企画は、一体どんな経緯で実現したのか。話を聞いてみました。
インタビュー:「イカくん」プロジェクトの裏側
――今回の「イカくん」アニメーションプロジェクトについて教えてください。
谷口:京都を拠点に活動する超人気劇団「ヨーロッパ企画」とコラボして、水野眼科の公式キャラクターである「イカくん」のオリジナルアニメーションを制作しました。ヨーロッパ企画とは、前職の「京都シネマ」にいた頃からの付き合いで、映画上映イベントやラジオ、TV番組などで共演してきた縁があります。WEB制作会社でアートディレクターをしている現在も、「何か一緒にやれたら」とずっと機会を(こっそり)うかがっていました。
――そんな繋がりがあったんですね!ヨーロッパ企画とのコラボが決まったときの心境はいかがでしたか?
谷口:彼らは演劇だけでなく、映像作品のクオリティも非常に高いんです。例えば「ショートショートムービーフェスティバル」などを開催していて、そのクリエイティブ力には以前から大ファンでした。そんなヨーロッパ企画に「イカくん」のアニメーションを作ってもらえば最高じゃないか!と思いついた瞬間、嬉しすぎてコーラを一気飲みしてしまい、直後にすべて吐きましたね(笑)。
――そこからどのようにプロジェクトが進んでいったのでしょう?
谷口:相談を進める中で、「ヨーロッパ企画の暗い旅」のTV番組内で、アニメーション制作をドキュメンタリー風に紹介するというアイデアが生まれました。これが決まってからは、とんとん拍子で話が進んで、アニメーションだけでなく、TV番組としても「イカくん」の物語が広がることになりました。
――なるほど。そんな今回の主役「イカくん」はどのようなキャラクターなのでしょうか?
谷口:もともとは水野眼科のWEBサイトリニューアルの際に誕生したキャラクターです。その後、ステッカー、カレンダー、フィギュア、LINEスタンプと次々に展開し、ついには言葉を話し、コントをやり、歌って踊るというメディアミックスの領域にまで発展しました。キャラクターがここまで大きく成長するとは、生みの親としてはなんというか感無量ですね。
――私もイカくんが動いて喋っているのを見た時は感動しました。プロジェクトを進める中で、特に印象に残っていることはありますか?
谷口:水野眼科の水野先生のダジャレへのセンスというか執念が凄まじかったことですね。笑
先生とのチャットのやり取りが、ほぼ全部ダジャレになっちゃうくらいのレベルで。それに加えて、ヨーロッパ企画といえば「ダジャレのプロ集団」と言っても過言ではないので、「イカ」を軸に無限の大喜利を繰り広げる様子を最前列で堪能できたのは、もう個人的なご褒美でした。
――まさに「イカした」コラボですね!今後の展開についてはどうお考えですか?
谷口:今回のアニメーション制作とTV番組化というイカくんのあらたな旅に立ち会えたことで、「次はどんな展開を仕掛けよう?」とワクワクが止まりません。もう、行けるところまで行くしかない!という気持ちですね。いつまでも、どこまでも、イカくんと一緒に進んでいきたいと思っています。ぜひ、たくさんの人にこのプロジェクトを見てもらえたら嬉しいです。ぼくもちょっとだけTVに映っているので、そこもチェックしてもらえたら。笑
ああ、イカんイカん、回答にまったくダジャレが入れられなかった;;
――谷口さん、オチまで上手いことありがとうございました!
2.撮影当日の様子
そんなご縁で実現した、今回のコラボ企画。
ここからは撮影当日の様子もお伝えしていきますよ~。
撮影は向日市の水野眼科で行われたのですが、私大島と先輩プランナーの三村さんも、撮影に同行させていただきました!
貴重な機会に、2人とも内心わっくわく。
三村さんに関しては、遠方から6時間強かけて参加!朝5時出発。本プロジェクトへの意気込みを感じましたね。
ご挨拶を済ませ、院内に入るとすぐに撮影のセット組みがスタート。待合室がものの10分ほどで撮影できる状態に…!
今回の撮影は、水野眼科のオリジナルキャラクター「イカくん」を使った3つのコンテンツをお披露目する内容だったため、簡単な打ち合わせ後、すぐに本番撮影が始まりました。(プロの所業を目の当たりにした三村・大島コンビ。既にこの時点で興奮気味です。)
撮影中は、ヨーロッパ企画の皆さんが軽快なトークを展開。その中で、弊社企画デザイン部部長の谷口の鋭いコメントや、水野眼科・水野先生の“イカ”にまつわるダジャレが入った感想コメントが良いスパイスとなり、終始和気あいあいとした雰囲気に。
放送時間は約30分でしたが、実を言うと撮影時はめちゃめちゃ喋ってました!特に部長の谷口が!笑
ゲスト側が喋りすぎてカットされることってあるんですね。笑
なんならその長尺コメントをも演出の一つにされていて、谷口さんのキャラが活かされた構成に感動を覚えました。
そんな感情を抱けたのも、撮影現場に立ち会うことができたからこそ。とても良い経験をさせていただきました。
そして、今回ゲストの一人としてご出演された水野先生は、コメントを求められた際、発言のほぼ全てに「イカ」にまつわるダジャレを使うという、高度なテクニックで周りを圧倒していました!笑
撮影終了後に話を聞くと、なんとChatGPTを使ってダジャレのストックを増やしていたのだそう…!
先生のイカくん愛を感じると共に、抜かりない準備に脱帽しました。
あ、抜かりないと言えば、谷口さんが事前に水野先生にお願いして、遮眼子を懐に忍ばせていたのにも驚きましたね。
撮影中、絶妙なタイミングでおもむろに遮眼子で片目を隠した時は、拍手を送りたくなりました。笑
ですが、案の定放送では全カットされていました!笑
そこも含めて、ぜひ本編をお楽しみいただければと思います。
「ヨーロッパ企画の暗い旅」の本編を見る(Youtubeチャンネル)>
そんな、ヨーロッパ企画の皆さまとのトークセッションも見どころなのですが、何と言っても完成したコンテンツが本当に魅力的でして!!!
次の章ではそれぞれのアニメーションについて紹介していきます。
3.コラボ内容
今回作成いただいた3つのコンテンツは、短編アニメーション・レクチャー動画・オリジナルソングと、バリエーションに富んだコンテンツとなっており、水野先生も我々も楽しみにしておりました。
テーマは「子どもに親しみやすいアニメーション」。
リンクよりそれぞれのアニメーションをご覧いただけますので、ぜひご覧ください!
・目~作劇場「イカくんとカエルくん」
――イカくんとカエルくんは大の仲良し。
今日もふたりでゲームで遊んでいます。
ひょんなことから、ガチバトルをすることになってしまい…?――
といった、イカくんとカエルくんの短編アニメーションです!
<大島一言コメント>
動いて喋る、イカくんとカエルくんがかわいい…!!!
ストーリーはもちろん、イカくんとカエルくんの部屋の背景も注目ポイントです。
(私は気付きましたよ、部屋のインテリアにウサギとカメの人形が置いてあることに…!)
・イカくんのイカした視力検査
イカくんがイカした遮眼子の構え方を教えてくれるポーズ集。
通常の視力検査での「立ち位置から動かない」などの基本的なルールを踏まえて、楽しく視力検査に取り組める、新しいレクチャー動画です!
<大島一言コメント>
大人もついやりたくなっちゃうポースばかり◎
遮眼子の構え方をアレンジするなんて考えたこともなかったけど、次視力検査する時はちょっと個性出しちゃったりしてみようかな、と想像力が膨らみます。
ちなみに、水野先生に好評だったのは、最後のポーズでした!
どんなポースか、ぜひチェックしてみてくださいね。
・イカくん体操
「目をくるくる1回転」、「ぎゅっとつぶってリフレッシュ」。
イカくんがかわいいオリジナルソングに乗せて、目に良い体操をレクチャーします!
<大島一言コメント>
耳心地の良いメロディーに合わせて目の体操ができちゃうなんて!
意外と目に特化した体操って無いですよね。
ダジャレも入ってて覚えやすいので、ふとした時に口ずさんでしまいそう♪
仕事中のリフレッシュにもおすすめです!
水野眼科の特設ページでは、各コンテンツを担当したヨーロッパ企画メンバーへのミニインタビューも掲載しています!
イカくんとカエルくんが愉快に動く、楽しいページとなっていますので、こちらも要チェックですよ~!
4.水野先生からのコメント
最後に、今回コラボした水野眼科・水野先生に感想をお伺いしました。
――今回はイカくんが大活躍するコラボでしたね。感想としていかがですか?
水野先生:イカくんが動いて喋って、楽しい企画でしたね。
実は、オリジナルキャラクターを作る際、最初にイカくんを提案された時はちょっと怖いイメージがあって、一度NGを出したんです。当初はクマとかウサギとか、よくあるべたな動物がモチーフを想定していたので。
ただ、クマのルートでいった場合と、イカのルートでいった場合の展開を想像した時に、しっくりきたのはイカだったんですよね。
――それぞれの世界線を描いてみた、ということでしょうか。
水野先生:そうです。マルチバースの中でイカの世界の方が面白いなと。
そのイメージが描けてからは、もうイカしか目に入らなくなりましたね。
その選択がなかったら、今回の撮影はなかったなと思っています。
クマとかウサギとかだったら、ただマスコットとして院内にちょこんといるだけだったかもしれないし、イカじゃなかったら、こうやってテレビ番組にも発展することはなかったのかなと感じています。
――当初からは思いもよらない発展があったということですね。
水野先生:そうですね。ここまでは想像していませんでした。
その他にも、カレンダーやシール、LINEスタンプと、思いもよらない発展をしていきましたしね。自画自賛じゃないですけど、イカくんは誇るべき良いキャラクターになったと思っています。
――弊社谷口の猛プッシュもあったと思うんですが、そう言っていただけてありがたいです。
水野先生:(笑)でも、うまく盛り上げていただいて、さすがプロデューサーだと思っています。
――ヨーロッパ企画はご存じだったのでしょうか?
水野先生:『リバー、流れないでよ』の作品は知っていましたが、それがヨーロッパ企画の作品だとは認識していませんでした。
今回お話をいただき、改めて作品を見たところ、タイムリープなど時間軸を意識した作品も多いですよね。
イカくんを作ろうと決めた当時の自分も、同じような感覚だったのかもしれないと感じ、繋がりを感じました。
――先ほどの世界線の話と繋がりましたね!なんだか運命めいた感じがします。
水野先生:人生には考えるべき瞬間がたくさんありますが、即断即決も良いものの、「もしもこうだったら」と想像を巡らせて決めるのも面白いな~と、改めて感じました。
――今後、映像は院内でも活用されるのでしょうか?
水野先生:待合室に壁掛けのモニターを設置できれば、映像も流したいなと思ってるんですけどね。
せっかく作ったコンテンツなので、どこかで流せたらいいですね。
――スタンプも第2弾もリリースされましたし、ますますイカくんの活躍が楽しみですね!
水野先生、ありがとうございました!
5.まとめ
様々なご縁をきっかけに実現した、今回のコラボ企画。
弊社で作成したオリジナルキャラクター「イカくん」を起点に、テレビ出演まで発展した事例をご紹介しました。
そして、しれっとお知らせしましたが、なんとイカくんLINEスタンプ第2弾もリリースいたしました!!!
今回のアニメーションの1つ「イカくんとカエルくん」のエピソードを題材にした、日常会話でも使いやすいスタンプとなっていますので、ぜひこちらもチェックしてくださいね!
LINEスタンプ第2弾はこちら>
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