COTOPICS コトピックス
vol.22013年6月号
2013年6月号【対談】佐々木酒造 佐々木晃×当社代表取締役 川口聡太(3/3)
皆の手で京都の価値向上を
川口「他にはどんな楽しいことを考えていらっしゃるんですか?」
佐々木「そうですね…学生のころ、観光ガイドをやっていたこともあって観光事業が大好きなんですよ。京都に来られる方はもちろん、こちらから出掛けて行って京都のすばらしさを伝えることがしたいです。家族で京都に来て、観光して、美味しいものを食べて、夜にはお酒を飲んで、京都を楽しんでいただきたいです」
川口「私も東京へ進出して、改めて自分たちのルーツは京都なんだと再認識したんです。ならば、京都を拠点にインターネットを使って情報発信する会社として、京都を伝えることが自分たちにできる社会貢献ではないかと。世界に誇れる文化を有しているこのまちを、我々にできるところから更に発展させていくお手伝いができればと思っています」
佐々木「京都文化の中の一つとして、うちのお酒もあります。市内の地下にある、大きな水がめ(※3)のおかげで、このあたりはお豆腐やお醤油、酢に生麩、お茶や友禅も含めて水に関する産業がものすごく発達している。そんな場所で商売させてもらっているのは、ありがたいなぁと思います。日本酒だけじゃなく、京都の心強い味方を増やして、みんなで一緒に京都の価値をもっともっと上げていきたいですね」
取材・文 鈴木 茉耶
撮影 棚田 真理
(※3)大きな水がめ・・・京都市街地の地下には、縦33km、横12km、最深800mの、ラグビーボールを縦に半分切ったような形の水がめがあると言われている(関西大学調べ)。
佐々木酒造株式会社 http://jurakudai.com/
※こちらのWebサイトは、当社にてデザインリニューアルのお手伝いをさせて頂きました。
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