最近、本当に外国人観光客の方が増えたなとつくづく実感します。観光地の近くで電車に乗っていると、外国の方が9割、なんてことも普通で、街中には外国語表記のものがずいぶんと多くなりました。
そこで今回は、外国人観光客の方の旅行に関する動向のデータ、インバウンド向けのサイトやSNS運用事例について調べてみました!

外国人観光客の方の旅行に関する動向のデータ

観光庁が発表している「訪日外国人の消費動向 平成29年1-3月期 報告書」から、気になったデータをご紹介します。
まずは、出発前に得た旅行情報源で役に立ったもの。一番多かったのは「個人のブログ」(32.6%)、ついで「SNS」(22.2%)、「自国の親族・知人」(17.6%)という結果になっています。平成28年の10-12月期のデータでは、2位のSNSは15.5%で5位だったのに対し、かなり伸びています。

SNSでの情報収集が増えている背景としては、単純に利用者が増えたために触れる機会が多いこと、実際に行った人のリアルな声を聞けるというメリット、など様々あるのかなと思いました。
そしてその他にも「日本のオフィシャルサイトを利用したいというニーズはあるものの、多言語化が進んでいないため、母国語で情報収集のできるSNSやブログでの情報に頼りがちである」という見方もあるようです。
以下のページに、Webサイトの多言語化に関する調査データとして、詳しく書かれていますので、参考にしてみてください!

▼訪日外国人はWebサイトの多言語化を切望!~インバウンド対策にはWebサイトの多言語化が必須~ – GMOインターネット株式会社
https://www.gmo.jp/news/article/?id=5187

続いて、日本滞在中に得た旅行情報源で役に立ったものという質問については、「インターネット(スマートフォン)」(70.7%)がかなり高い数値となっており、スマホ対応は必須と言える状況となっています。

ここまでで、Webサイトの多言語化対応・SNSでの発信・スマホ対応の重要性が見えてきたかと思います。それを踏まえて、次に、インバウンド向けのサイトとSNS運用の事例について見ていきたいと思います!

インバウンド向けのサイトとSNS運用事例

清水寺

http://www.kiyomizudera.or.jp/en/
KIYOMIZU-DERA TEMPLE
言わずと知れた、京都の観光名所。サイトはとても美しい写真や動画が印象的で、言語問わず思わずぐっと引き込まれて行きたくなるような作りになっています。もちろんスマホ、タブレットにもしっかり対応されています。

また、昨年末には、これまで撮りためられた写真の展示会も行われたそうで、その専用のページも設けられています。
INSIGHT
こちらのページも英語対応されています。1ページで日本語と英語が併記されていますが、それぞれすっきりと読みやすく、ナビゲーション等は英語で共通化できるところはする、日本人向けのところは日本語のみ、と最低限の要素に絞り、きれいに整理されています。

SNSについて
使用されているSNSは、Instagram、Facebook、tumblr。Instagramはお寺の風景や行事を伝えるとても美しい写真が投稿されていて、フォロワーは世界中で16万人を越えています。
feel_kiyomizudera
投稿する際のコメントは最小限で、しっかりタグ付けがされています。Facebookでは日本語と英語でアカウントが分かれており、日本語の方がフォロワー数が多く、日本人向けのイベント発信などに活用されています。それぞれのSNSの特徴を活かして、運用されていることがわかります。

高野山真言宗 総本山金剛峯寺

http://www.koyasan.or.jp/en/
Koyasan Shingon Sect Main Temple Kongobu-ji
高野山も美しい写真や動画をたくさん使って、ビジュアルで訴求しています。高野山の名所をGooglemapを使って説明されているコンテンツがあり、行く前に全体を把握しやすくなっています。

SNSについて
こちらはInstagramとFacebookが活用されています。Instagramを利用したフォトギャラリーのページでは、現在は見られないようですが、来てくれた人にハッシュタグを付けて高野山での写真投稿をしてもらうことで、コンテンツ作成、認知度アップなどができる仕組みを作っています。Facebookは日本語と英語両方で投稿されており、季節ごとの様子や行事が丁寧に発信されています。

関西空港交通株式会社

http://www.kate.co.jp/en/
関西空港交通株式会社
関空からのバスの情報が書かれているサイトです。
多言語対応しやすく、わかりやすいように、アイコンを多用して作られています。乗り場の案内ページでは、Googlemapのピンがカスタマイズしてわかりやすくしてあったり、ストリートビュー表示も掲載されていたりと、実際に行って迷ってしまったときなどにも役立ちそうな作りになっています。
こちらは、使ってもらうことが目的のサイトなので、特にSNSとの連携はされていませんが、わかりやすいサイトの例としてご紹介しました!

まとめ

いかがだったでしょうか。
どのサイトも情報を詰め込みすぎず、ビジュアルを活用しながら、わかりやすく作られていると感じます。また、旅行情報源として多く利用されているSNSを活用し、そもそもWebサイトにたどり着いてもらうためのきっかけづくりや、継続的に興味をもってもらえるような情報発信をされていることがわかりました!
行きたいと思う需要や魅力があるのに、言葉が違ってわからない、伝わらないのはとてももったいなので、インバウンド施策、しっかり考えていきたいですね!

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